カウンターが好きだ、という人がいる。
会話をしなくていい。
静かに料理を見て、湯気の向こうで揺れる匂いを感じて、ただ一人で過ごす。
天神の真ん中に、そんな時間が似合う居酒屋がある。
「大晴海」のカウンターは、ただ座るだけで少し気持ちが整う場所だ。
【“火の音”が聞こえるカウンター】
調理場に面したカウンター。
魚を捌く音、だし巻きを巻く手、焼き台の火──
厨房との距離が近いからこそ、料理ができあがる瞬間の“気配”を感じられる。
料理を待つ時間も、食事のうち。
見た目で選ぶより、香りで決まる一皿。
そんな直感も、カウンターならでは。
【もう一方のカウンターには、“おでん”の湯気】

キッチンとは反対側のカウンターには、おでん鍋が据えられている。
コンビニのレジ横で見るような“温め機”とは、ひと味違う。
仕切りに、それぞれのネタが整列し、
湯気がゆらゆらと立ち上っている。
大根、ねぎ袋、いか天ボール──
じっくり出汁を吸った具材が、目の前でゆっくり温まっていく。
「次、あれ頼もうかな」
目で見て選ぶ。
それもまた、カウンターの楽しさだ。
【一人でも、二人でも】
カウンターは、もちろん一人飲みにぴったり。
でも、実は二人でも落ち着いて座れる。
並んで、会話は少しだけ。
目の前の料理を楽しみながら、自然とお酒も進んでいく。
テーブルよりも言葉が少なくて済む。
そんな時間が、ちょうどいいときもある。
【まとめ:居心地を選べるカウンター】
「カウンターって、緊張する」
そう思っている人ほど、大晴海のカウンターに座ってみてほしい。
料理人の所作に惚れ込んでもいいし、
おでんの湯気に癒されてもいい。
一人で、二人で。
昼でも、夜でも。
ここは、座るだけで“ちょっと整う”場所。
天神 大晴海(たいせいかい)
調理風景が見えるキッチン前、
おでん鍋を眺められるあたたかなカウンターをご用意しております。